IT投資の評価と実態2024
調査概要
2024年10月
調査内容 | IT投資の評価と実態 |
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回答期間 | 2024年7月17日~7月31日 |
回答者 | IIJメールマガジン(IIJ Biz Information)読者 |
有効回答数 | 1,128件 |
調査結果サマリ
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・自社のIT投資に対する評価は、多くのカテゴリにおいて低い
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・IT投資の予算取りや決裁申請の検討自体が少ない
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・IT投資の予算取りや決裁申請を検討した結果、そのうちの半数以上が実施に至っている
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・予算が取れなかった・決裁が通らなかった理由のトップは「金額が許容されなかった」
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・申請を通すために工夫していることとして、キーパーソンとの折衝や資料準備におけるコツなど、具体的なコメントが寄せられた
結果1 自社のIT投資に対する評価
IT投資を5つのカテゴリに分類し評価を聞いた結果、多くのカテゴリにおいて評価は低い

結果2 「サイバーセキュリティ対策のためのIT投資」結果詳細
従業員500~1,000人の企業で、予算取りや決裁申請を「検討した事項がある」と答えた割合が高い。
中企業から大企業への転換期において、セキュリティ面の投資が活発化している様子が見られる
「サイバーセキュリティ対策のためのIT投資」に対する評価

予算取り・決裁申請の検討状況と検討結果

結果3 予算・決裁申請が通らない理由
最も多いのは「金額が許容されなかった」。
次いで費用対効果や必要性の理解が得られなかったという回答が多い

結果4 予算・決裁申請を通すためのポイント
キーパーソンとの折衝や資料準備におけるコツなど、具体的なコメントが寄せられた

「ユーザーローカルAIテキストマイニング」で調査
キーマンの特性を知り、説明はオーバーに
- まずは決裁者の性格、経営理念、考え方を知ること。関係者の上長を巻き込み、その必要性について賛同いただける所属長を味方にすること。説明はある程度オーバーに伝えること
全体像を見せる
- 決裁者が全体像を把握できるような資料を用意し、その決裁が全体のどの程度か分かるようにしています。そうすると次の決裁もやりやすくなります
データを準備し、松竹梅で提示
- エビデンスを確実に提示し、先に金額の高い提案をして、2案、3案で本命を出すようにしています
- 財政部門が欲しがるデータを事前にそろえておく。プランを2通り以上(松竹梅など)作成し交渉に臨む
主な調査項目
資料には全体サマリの他、5つのカテゴリごとの詳細(従業員規模別の集計結果)も掲載しています。
- 自社のIT投資に対する評価
- 予算取り・決裁申請の検討状況
- 予算取り・決裁申請を検討した結果
- 予算が取れなかった・決裁が通らなかった理由
- 予算申請を通すための工夫やポイント
- 特に力を入れた事項・案件
本調査レポートの使用・引用をご希望の際は、下記窓口までご連絡ください。
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株式会社インターネットイニシアティブ 広報部
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