メールセキュリティに関する
アンケート
調査概要
2021年3月
調査内容 | メールセキュリティへの取り組みに関するアンケート調査(IT管理部門向け) |
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回答期間 | 2021年2月16日~2月23日 |
回答者 | IIJメールマガジン(IIJ Biz Information)読者 情報システム部門所属の方 |
有効回答数 | 513件 |
調査結果サマリ
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チャットなどのコミュニケーションが浸透しつつありますが、まだまだビジネスコミュニケーションの主役はメールであるという企業も多いと思います。そこで、利用中のメールボックスやその満足度、利用しているメールセキュリティ製品、及びサービスに関する調査を実施しました。
結果、メールボックスについては約4割がMicrosoft 365を利用、メールセキュリティについても多くがMicrosoft 365の標準機能を利用していることが明らかになりました。また実際に発生したインシデントやヒヤッとしたことでは、メールに関連するワードが多く登場し、インシデントの多くがメールに起因するということが明らかになりました。
結果1 メールボックス環境
Microsoft 365(Office 365)とG suiteで過半数を占める
全体

従業員規模別

結果2 現在のメールセキュリティ対策
Microsoft 365の標準機能のみを脅威対策としている割合が多い

結果3 危険メールのすり抜け
過半数の企業で、危険なメールのすり抜けが発生している
全体

利用製品別

結果4 外部への添付ファイル送信時のポリシー
今後の方針については「検討中」が多数
現在のポリシー

今後のポリシー

結果5 実際に起きたセキュリティインシデント
メールに関するワードが頻出する。誤送信、端末に関する内容、Emotetなど固有名詞も頻出

主な調査項目
以下の設問への回答をもとに、メールセキュリティにおける実態をまとめています。
- メールセキュリティ対策(受信時の脅威対策)について、ご利用中の製品やサービス
- ご利用中のメールセキュリティ(受信時の脅威対策)の満足度、不満な点
- お勤めの企業で、現在セキュリティ上リスクがあると感じているポイント
- お勤めの企業において、危険なメールのすり抜けは発生している?
- ご利用中のメールボックス環境、満足度、不満な点
- 社外へ添付ファイルを送信する場合のポリシー
- メール誤送信対策の実施状況
- 導入予定のセキュリティ製品
- お勤めの企業で、実際に発生したセキュリティインシデントや「ヒヤっとした」こと
調査テーマに関連するIIJサービス
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株式会社インターネットイニシアティブ 広報部
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