仮想デスクトップ利用・
検討状況の実態調査
調査概要
2020年9月
調査内容 | 仮想デスクトップ(VDI)の利用実態を定量調査 |
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回答期間 | 2020年8月19日~8月26日 |
回答者 | IIJメールマガジン(IIJ Biz Information)読者 |
有効回答数 | 情報システム管理者:387件/仮想デスクトップ利用者:193件 |
調査結果サマリ
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新型コロナウイルスへの対応としてテレワークが浸透しましたが、それに伴い弊社に対する仮想デスクトップに関してのお問い合わせも急増しました。そこで企業の仮想デスクトップ利用状況、検討状況に関する実態を定量的に明らかにすべく、本調査を実施しました。
結果、約3割の企業で仮想デスクトップを導入済みであり、オンプレミス環境での利用は約70%、DaaSでの利用は約3割であることが明らかになりました。
また、新型コロナウイルス対応によって約半数の企業で仮想デスクトップ利用ユーザーが増加しており、問い合わせも増加したことが明らかになりました。
結果1 仮想デスクトップ導入状況
約30%の企業が仮想デスクトップを導入済み

- 約3割の企業が仮想デスクトップを導入済み
- 現在検討中も合わせると約半数となる
- 約3割は過去に検討したものの導入していない
- 約2割は検討自体をしたことが無いと回答
結果2 従業員規模別仮想デスクトップ導入状況
オンプレミス/DaaS比率は およそ7:3
利用形態

従業員規模別利用形態

- 100人未満、3,000人~4,999人規模はDaaSの採用率が相対的に高い
- 反対に5,000人以上の企業ではDaaSの採用率が低い
結果3 コロナ対応
コロナ対応でVDIユーザー数・問合せともに増加
新型コロナウイルス対応について、
VDIのユーザー数増減についてお答えください

新型コロナウイルス対応について、VDI利用者から増えた問い合わせを選択してください

- コロナ対応により約半数の企業で仮想デスクトップユーザーが増加。比例して問い合わせも増加。
- 利用ユーザー数増加に伴ってVDIの動作遅延などが発生していたことが考えられる。
主な調査項目
以下の設問への回答をもとに、仮想デスクトップ利用・検討の実態をまとめています。
- 仮想デスクトップの導入状況と種類
- 新型コロナウイルス対応による、VDIユーザ数や問い合わせ数の増減
- 今後の導入検討予定
- 導入しなかった理由
- Windows Virtual Desktop(WVD)の認知度
- 仮想デスクトップで便利だと感じる点
- 仮想デスクトップでよかったなと感じた体験
- 仮想デスクトップで不満に感じた体験
- 仮想デスクトップ利用における課題
- 仮想デスクトップでのWEB会議品質の満足度
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株式会社インターネットイニシアティブ 広報部
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